November 30, 2008
Bugzilla 3.2 がリリースされました。 日本語版テンプレートは、ftpサイトから入手可能です。アーカイブの検証には、添付されているGPG署名もしくは、MD5/SHA1/SHA256ハッシュファイルをご利用ください。 このリリースでの制限としては以下のものが存在します。 pages/release-notes.html.tmpl で3.0以前のリリースノートが翻訳されていない (一部のブラウザのバグにより) テンプレートのディレクトリでja-jpディレクトリをjaへのリンクとしておかないと一部のブラウザで日本語で表示されない (bug-jp 6318) 添付ドキュメントは未リリース 添付ドキュメントに関しては、準備が整い次第公開の予定です。 Bugzillaのサポートに関しては、日本語での専用の場所は準備しておりません。必要であれば、Bugzilla-jpもしくはもじら組フォーラムなどをご利用ください。
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このポストは、英語版アナウンスを元にしています。このため、日本語環境に関する情報やアナウンスなどを含んでいません。日本語環境に関する情報はBugzilla-ja (MDC)を参照するか、(当分の将来にわたっては)このblogにポストされるBugzilla-jaプロジェクトアップデートの情報を参照してください。 Max Kanat-Alexander とBugzilla チーム / Sat., November 29, 2008 (PDT) はじめにと概要 今日、3.0 以来初めてとなる主要機能更新のリリースBugzilla 3.2 をリリースしました!このステータスアップデートでは Bugzilla 3.2 についてと、その新機能、Bugzilla 4.0 に向けてのロードマップに関する紹介を行います。 Bugzilla 3.2 とは 3.2 には たくさんの 新機能が組み込まれています。いろいろな意味で、このリリースは、もっとも “練られた” リリースと言えるでしょう。さまざまな問題を解決し、Bugzilla 3.0 のためにコードの大幅なクリーンアップを行い、ついにはさまざまなユーザビリティーの問題や不満点にフォーカスしました。 たとえば、show_bug.cgi の UI をクリーンアップしました。新しい UI では、バグのステータス変更と担当者の変更を同時に行えるようになりました。添付機能にも更新衝突保護機能が付けられました。diff 表示機能にパッチ対象のファイルの行番号表示機能が付きました。また、われわれが追加した 主要な新機能(日本語版)には、すでに長期利用しているユーザと新規ユーザの両方に好評になるであろう、さまざまな 重要な機能更新があります。 Bugzilla 3.2 では Oracle が利用可能に そして、Bugzilla 3.2 は Oracle がバックエンドデータベースに利用可能になった最初のリリースです。このリリースでの Oracle のサポートには かなりの作業量が費やされましたが、この実装のために […]
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November 25, 2008
Bugzilla 3.2のリリースは、11/29の予定(US時間)になりました。 このリリースでの新機能などの詳細に関しては、リリースノートを参照してください。 主な新機能は以下のようになります。 NASA HCIとBugzilla UEチームによる新しいUIデザインの導入 既定のスキンがDuckに変更に ステータスワークフロー(遷移可能なステータスの定義)を表形式で編集可能になりました カスタムフィールド型がいくつか追加されました より簡単な依存モジュールのインストール (非Windows向け) Oracleの実験的なサポート UTF-8サポートの改善 グループアイコン表示機能
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November 24, 2008
Bugzilla-jaプロジェクトでは、Bugzilla 3.2 RC2 向けの日本語テンプレートをリリースいたしました。このテンプレートは試験版であり、今後問題が発見されればアップデートされることもあります。 テンプレートの取得は以下から行えます。試験的に利用したい場合は、l10n試験サイトをどうぞ。 公開レポジトリ (trunk もしくは release ver.01) アーカイブ (ftp) (Bugzilla本体を含む) テンプレートに関する既知の仕様として以下のものが存在します。ご了承ください。なお、添付のドキュメントに関しては作業が完了次第リリースとなります。 pages/release-notes.html.tmpl で3.0以前のリリースノートが翻訳されていない テンプレートのディレクトリでja-jpディレクトリをjaへのリンクとしておかないと一部のブラウザで日本語で表示されない (bug-jp 6318) Bugzillaプロジェクトでは、3.2正式版の公開を早急に行えるよう準備中ですが、もうしばらくかかる見込みとなっております。なお、3.2リリース後はリリーススケジュールを変更し、機能実装を目印とせず、2ヶ月程度毎のリリースを予定しております。ただし、この予定には不確定性が存在し、今後の情勢によっては変更される可能性がありますので、ご注意ください。
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November 17, 2008
MoCo関係者がnanogとかで収集のアナウンスを流していた、ドメインの公共接尾子 (public suffix) のリストが公開されています。簡単に言うと、一般のドメインレジスターで登録可能なドメイン名の一つ親のリストです。たとえば、’.com’とか、’.gr.jp’とか。(mozilla.comやらmozilla.gr.jpをその下に一般の人間が登録できる。) ドメインごとのクッキーなどの取り扱いやら、さまざまな場面でこの情報は必要でしたが、これまでちゃんとしたリストはなかった(perlでモジュールがあったけれど、確か実際には裏でgeckoのリスト呼んでた?)ので、きちんとした形で公開されるようになったのは一歩前進なのでしょう。 公開しているサイトでは、 より大きなドメイン名に対してクッキーを公開してしまうことによるプライバシーの漏洩を防ぐ (cookieを設定するときのドメインの設定の異常をブラウザ側で検知、かな?) UIでドメインの重要な部分をハイライト表示するために利用 (ここだと、mozilla.gr.jpをハイライト、とか) サイトの閲覧履歴のソート用 などが挙げられています。リストへ追加するための情報もありますので、今後ともちゃんとメンテナンスされることを望みつつ。
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(bugzilla.orgのポストから翻訳+α) CNETの記事や、bugzilla.orgのアナウンスにあがりましたが、Bugzilla のカスタマイズ版であるPRACAがNASAのスペースシャトル・ISSプロジェクト向けのバグトラッキングシステムとして採用されました。 スペースシャトルエンデバーが金曜日の午後に延期されずに打ち上げられれば、搭乗している宇宙飛行士とミッションコントロールに詰める地上技術者が、問題報告・解析のための新しいソフトウェアを使えるようになっているでしょう。(CNETの記事より翻訳) これらのソフトウェアは、Bugzillaをベースとして、Everything Solved、NASA Ames Research Center (ARC) Human-Computer Interaction (HCI) Groupが、San Jose State University Foundationの協力の元にカスタマイズしたものです。ひとつは、PRACA (the Problem Reporting and Corrective Action System)と呼ばれるシステムで、シャトルを組み上げ・試験する際に発見された問題を追跡するのに利用され、ミッションコントロールを含むさまざまなNASAの部局が簡単に問題を解決する情報を見つけることができるようになります。このシステムは、すでにNASAのさまざまな部局で利用されていた40ものデータベースシステムを置き換えるもので、スペースシャトルプログラムと2010年から始まるとされている将来の宇宙開発プログラムの中心的な問題追跡システムとなります。 もうひとつ、IFI (Items for Investigation)と呼ばれるBugzillaをベースとしたシステムがすでに存在し、ISS (国際宇宙ステーション)のミッション中に発見された問題を追跡するために利用されています。 NASAはBugzillaプロジェクトの活発な貢献者でもあり、Bugzilla 3.2に搭載予定のカスタムフィールドや、3.4で予定されているその強化機能を含む、さまざまな機能を実装しています。 Bugzillaプロジェクトは、人類の宇宙探査の試みの中において、このような重要な役割をはたせたことを誇りに思います。また、いつの日か、人類が星空の世界に到達する試みに、われわれのオープンソースソフトウェアが力になれば幸いです。
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November 11, 2008
徒然 SBSのblogエントリ経由で、IE向けのSVGプラグイン(SVG Map Toolkit)をSVG Mapコンソーシアム(SVG MAP Lab)が公開していることを発見。これまで、Adobeのむか~しからあるSVGプラグインしか存在しないもの(しかも、Adobeもすでに興味を失ってそうな思い込みがあった、、)だと思い込んでいたのですが、他にも実装があったんですね。 大阪であったAdmintech.jpのエントリ以来、RSSリーダーに突っ込んで読んでいたのですが、いろいろ勉強になっております(ぼうよみ)。コメントにありましたが、わたしの方も、もちょっと突っ込んだ話をしたかったなぁというのは思いましたので、また機会がありましたら。もっとも、いくつか宿題があったのをまだ片付けられていなかったりはしますが・・・・。
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November 10, 2008
Bugzilla 3.2RC2, 3.0.6 (etc.) がリリースされました。このリリースには、quips承認に関するセキュリティーフィックスが含まれています。quipsの機能をご利用の方は、できるだけ早くアップグレードをご検討ください。 これに伴い、Bugzilla-ja プロジェクトでは、 Bugzilla 3.2 向けの l10n パッケージ作業用レポジトリを、3.2RC2 ベースに更新 Bugzilla-ja 3.0 シリーズの 3.0.6-ja.8 をリリース を行いました。それぞれ、ご利用の方はアップグレードをお願いいたします。 Bugzilla 3.2 のリリーススケジュールですが、RC2 に問題が無ければ2週間以内にはリリースの予定になっております。RC2 からは大きな機能の更新・バグフィックスが行われる予定はとくにはないはずですが、国際化の面で問題がありましたらコメントを上げていただければと思います。 なお、Bugzilla-ja プロジェクトでは、3.2 リリースとほぼ同時期の日本語版テンプレート、および Bugzilla-ja パッチ集のリリースを目標としております。日本語テンプレートに関してはテンプレート試験サイトがありますので、何らかの翻訳上の不具合を発見された方はコメントをいただければと思います。なお、この試験サイトは、Bugzilla 3.2RC2 を試験的に利用するためのサイトとしてもご利用いただけます。詳細は、l10n 説明ページをご覧ください。
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Mozilla blogのポストで、Firefoxが始めてリリースされてから4周年、というのに気づく。 1.0のリリース以降、いろいろありました。いまでは、この夏に3.0がリリースされ、来年はじめには3.1のリリースが予定されています。Firefoxがでてから少し影の薄くなった(?)感のあったSuiteも、年末頃にはSeaMonkey 2.0としてリリースされてきます。 Mozilla blogと同じになってしまいますが、なにはともあれ、誕生日おめでとう Firefox。そして、これからも健全でオープンなウェブのために !
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November 5, 2008
パスワード変更、というよりはありていに言うと、クラック、ですな。パスワードクラック。Windowsな向きは、Ophcrackとかでがんばってもらう(Vistaは無理なんだっけ?)として、、、。もちろん、自分の管理下でないマシンにやっちゃいけません(笑 なぜにそんなことをというと、大昔にセットアップした実験用マシンを引きずり出してきて、それに入っているプログラム(というより、制御ボードか?)でないと簡単にはいじれない(ぶっちゃけ、新規開発してる余裕なんてねー、と)アクチュエーターを動かそうと、持っていったはいいものの、そんな大昔のマシンのパスワードなんて覚えてない(笑)。もちろん、一般ユーザのアカウント名すらさっぱり、という状態。 もっとも、持っていく前にアカウント情報誰もおぼえていなかったのに気づいていた(まだまし!)ので、何とか手段を考えないととは思っていた。で、いつものごとく入ってたのが Linux (Debian) だったので、とりあえずsingle user modeに落ちれば何とでもなるやと思って、そのまま持っていったら、現地ではまった、という好事例。 grubのメニューにあるsingle user modeのメニューで起動すると、rootパスワードを入れて継続するか、Crtl+Dで再起動しろ、というのでとまる。 しかたないので、シングルユーザモードで、起動するシェルを指定してやってブート。 root (hd0,0) kernel /vmlinuz-2.6.18-5-686 root=/dev/hda3 ro single init=/bin/bash initrd /initrd.img-2.6.18-5-686 savedefault とかなんとか。(実際には、メインストレージがCFだとか、かなりややこしいハードなので微妙に違いますが、、。)/bin/bashでなくて、shでないとだめだ!という向きが居るかもしれないけど、最近のlinuxは、どーせshはbashへのリンクだから一緒(笑 これで起動して、ユーザ何がいるかいな?と思ってみたら、おおお、それか!というのがいたので、とりあえず再起動して思いつくパスワードでログインしてみると成功。って、これだけではいろいろ不便(デバイスのモジュール関係)なので、rootのパスワードは変更しておこうと。 再び、同じオプションで再起動して、bashのシェルを起動。でもって、この時点では当然?ながらroマウントなので、 mount -n -o remount,rw /dev/hda3 でマウントしなおす。どうせ/etc/fstabを読めるので、ext3だとかもろもろのオプションは不要。remountするだけのコマンド。 remountすると、/etc/shadowに書き込みができるようになるので、passwdコマンドでrootのパスワードを変更。あぁ、厳密にはパスワードクラックじゃないですね。よく考えると。変更です。古いのはわかりません。(別にいらんけど、、 実際のところは、それ以降もいろいろあった(なにぶん古いものなので、コマンドの動かし方もはっきりとはわからない、、)けれど、最終的に、 /etc/modules にcPCIボードに必要なドライバを書き込んでおく というのをやればいけた。というところで備忘録終わり。
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