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January 9, 2010

Bugzilla.org レポジトリシステム移行と今後

大分前から移行が検討されていたBugzillaレポジトリのCVSからbzrへの移行ですが、ついに行われることになりました。いくつかのサーバ側、ソフトウェア側での対応がなされた後移行されます。 これに伴い、bugzilla.orgおよびbug-ja.orgでは以下の変更がありますので、ご注意ください。 bzrシステムはMozillaシステムチームの準備が整い次第、本格的に稼動開始します。 現在a+となっているtrunkへのパッチ投入はbzrシステム立ち上げまで停止されます。(コミットされません) 3.6はすでにハードフリーズされていますが、bzr後すぐにbranchされます。この後、trunkは3.8となります。 (bugzilla.org) 3.2ブランチは、3.6のハードフリーズを受け(重大な)セキュリティー問題以外の修正は行われなくなりました。 (bug-ja.org) 3.2ブランチは、3.6のブランチを受け、今後一切アップデートされなくなります。(セキュリティーアップデートも追随しません) 3.0ブランチは正式にサポート対象外となりました。セキュリティーアップデートを含む一切のアップデートは行われません。(ハードフリーズ前に決定された3.0.11のリリースは行われます。また、3.6正式リリース時まではアップデートされる可能性があります。) ということで、Bugzilla-ja 3.2ブランチをご利用の方、もしくは、Bugzilla 3.0ブランチをご利用の方は今すぐ3.4へのアップデートをご検討ください。なお、3.6ブランチのリリース(3.5.x)については、現状ではQAによる確認が完全には行われていませんので、何らかの重大な不具合がある可能性があります。 次回リリースですが、もうまもなく緊急のセキュリティー問題への修正を含む 3.5.3, 3.4.5, 3.2.6, 3.0.11 の各バージョンがリリースされる予定です。

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December 5, 2009

Bye and thanks, Frank Hecker

Mozillaプロジェクトに初期からかかわっていたFrank Heckerさんが、Mozilla Foundationから別の企業に転職するというポストを出しました。 Netscapeにオープンソース化を提言した一人でもあり、その後Foundationの執行役員として常勤理事を2007/04まで勤めた、Mozilla Projectがなにであるべきで、そのためにどうすべきかの道のりをつけた人でもありました。 もちろん、Mozilla Educationやさまざまな”Mozilla”がMozillaであり続けるための活動はこれからも続いていくと思いますが、個人的にも彼のように”Mozilla”とはなにかを一筋貫いて活動できればと思います。 # ~よ永遠なれ、とか言うタイトルにしようかと思ったけど、それだと死亡にも読めそうだったので自粛。。

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November 26, 2009

Bugzilla 3.6 での新しい拡張機構

注: 以下は、mkanatによるサマリーのメールの日本語版です。 Bugzillaの拡張システムがmkanatを中心として書き換えられました。 古い拡張システムには、以下のようなそれなりに大規模な拡張を入れる際に問題となる(なった)点がありました。 テンプレートフックは、コードからでは説明しにくい配置場所にありました。(template/en/hook なのか、template/en/default/hook なのか、template/en/extension なのか?) コードは独立の.plファイルで毎回実行時にコンパイルされ、かつサブルーチンをかけませんでした。(同じリクエスト内で複数回フックを呼び出した時に、Bugzilla が再定義警告を出しました。) ほかにもいろいろな点がありましたが、この二つが大きな問題点でした。 新しい機構ではよりよくなっています。ドキュメントは新しく作成された Bugzilla::Extension モジュールの POD ファイル にあります。 ハイライトは、以下のようになります。 拡張のディレクトリの中にテンプレート、ライブラリ、そして Config.pm と Extension.pm の二つのファイルがあります。 Config.pm は拡張が必要とする情報を持ちます。Extension.pm は拡張が提供する機能をサブルーチンとしてすべて実装しています。 “Foo” という名前のコードフックのみのものは、extensions/Foo.pm のように拡張はひとつのファイルにもできます。 “Foo” という名前の拡張のモジュール名は Bugzilla:Extension::Foo のようになります。 拡張は Bugzilla::Extension::Foo::Bar といったライブラリを読み込みます。 開発者が何もしなくても、拡張システムはこれを extensions/Foo/lib/Bar.pm にマップします。 Bugzilla::Extension::Foo パッケージが読み込まれると、必要なら “use Bugzilla::Extension::Foo::Bar;” とすることで Bugzilla のどこからでも Bugzilla::Extension::Foo::Bar を直接利用できる用になします。 これは、同時に、ライブラリを Perl グローバルに (/usr/lib/perl5/ の中の Bugzilla/Extension/Foo/Bar.pm として) […]

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November 23, 2009

Bugzilla 3.6 フリーズスケジュール

Bugzilla 3.6のフリーズスケジュールは、11/24にソフトフリーズ、12/8にハードフリーズです。ソフトフリーズ後はパッチがr?以降の状態にない機能要望について、ハードフリーズ後はすべての機能要望について、受け入れられなくなります。(注: バグ修正を除く機能要望についてです。) 3.6のブランチ作成は、ハードフリーズ後すぐとなります。

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November 21, 2009

Bugzilla 3.4.4, 3.5.2 リリース

Bugzilla プロジェクトでは、1件のセキュリティー問題を修正するために、Bugzilla 3.4.4, 3.5.2 をリリースしました。 bug-ja.org では、これに伴い、Bugzilla-ja 3.4.4, 3.5.2 をリリースしました。 Bugzilla 3.4.4 は最新の安定版リリースです。いくつかの小さなバグ修正も行われています。 Bugzilla 3.5.2 は Bugzilla 3.6 に向けての最新の開発版リリースで、セキュリティー修正に加えていくつかの新機能が追加されています。このリリースは Bugzilla プロジェクトによる QA テストをへておらず、実運用環境で利用すべきではありません。もし、この開発版リリースにおいてバグを発見した (もしくは機能の動作に不満がある) 場合、われわれ (日本語) に連絡してください。このコードは 3.6 になるそのもので、利用者の希望に沿うものにしたいと考えています。 ダウンロード Bugzilla のダウンロードはbugzilla.orgから行えます。 日本語版テンプレートはbug-ja.orgから配布されています。 リリースノートと変更点 アップグレードを行う前に、該当バージョンのリリースノートを読んでください。 (3.4.4 : 英語、日本語版は、日本語版テンプレートの中に含まれます。) 3.2.x から 3.4 へなど、メジャーバージョン間のアップグレードを検討している場合にはリリースノートを読むことが非常に重要です。 利用中のバージョンから最新のバージョンまでに行われた全修正のリストは、チャートを参照してください。 バグ報告 Bugzilla にバグを発見した場合、報告してください!報告方法を参照してください。 日本語版テンプレート、および日本語でのバグの報告はbugzilla@jpmozの bug-ja プロダクトまで報告してください。 サポート Bugzilla に関する、英語のメーリングリストや IRC もあります。もしくは、有償サポートを提供するコンサルタントも存在します。 無償サポート […]

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November 6, 2009

Bugzilla 3.5.1, 3.4.3, 3.0.10 リリース

今日、Bugzilla プロジェクトは、Bugzilla 3.5.1, 3.4.3, 3.0.10 をリリースいたしました。また、これと同時に bug-ja.org – Bugzilla Users Group in Japan では、3.5.1, 3.4.3向けの日本語テンプレートパックをリリースいたしました。 Bugzilla 3.4.3 は Bugzilla の最新の安定板リリースで、いくつかの有用なバグ修正と細かな機能追加が行われています。 Bugzilla 3.0.10 は 3.0.9 で発生した Bug.create ウェブサービスの機能が時々失敗する問題を修正しています。 Bugzilla 3.5.1 は Bugzilla 3.6 に向けての最初の開発版リリースです。以下にある Bugzilla アップデートリンクから確認できる、いくつもの期待される新機能を含みます。このリリースは、Bugzilla プロジェクトの QA テストを経ていないリリースで、実運用環境で利用すべきではありません。この開発版に対するバグ (や新機能の動作に対する不満) があれば連絡してください!このコードは 3.6 に含まれることになりますので、ユーザの望むようなものにしたいと考えています。 ダウンロード Bugzilla はbugzilla.orgからダウンロードできます。 日本語版テンプレートはbug-ja.orgからダウンロードできます。 リリースノートと更新点 インストールやアップグレードのまえに、該当バージョンのリリースノートを参照してくだ さい。 3.4.3: http://www.bugzilla.org/releases/3.4.3/release-notes.html (英語) 3.0.10: http://www.bugzilla.org/releases/3.0.10/release-notes.html (英語) […]

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October 29, 2009

Mozilla Developer Network Survay

ircで日本のコミュニティーに宣伝してくれ、という依頼を受けたので、転載大歓迎。 ご存知のとおり、hacks.mozilla.orgというウェブ標準テクノロジーの解説や紹介を行うサイトがFirefox 3.5にあわせて立ち上がって(35days)、その後もさまざまな技術的な投稿が継続されています。 そして、それを発展させて、開発者向けのフィードバックネットワークを、ということで、開発者の現状や意見を収集するサーベイが行われています。詳細は、背景や案内のページとサーベイページを参照してください。 おおきな目的としては2点、 To provide you with information about what’s going on at Mozilla and around the web. To give you the chance to give us structured feedback and become part of the Mozilla Community. というのがあげられていますが、具体的なところは、上記の案内ページをご覧ください。 目標最低5000人、ということなので、ぜひとも回答を。(特に、回答者の国を選んでもらう設問もありますので、あまり”Japan”からの回答が少ないと、、、。)

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October 7, 2009

Bugzilla RESTful API 0.1

Bugzilla RESTful HTTP API の初期開発バージョン (0.1) がリリースされました。 このバージョンはまだまだ開発途上のバージョンですので、APIの仕様などへのコメントについても募集中だそうです。(API構造自体がBugzillaでそのまま受け入れられるかは未定ではありますが。) API仕様のドキュメントはwiki.moにあります。(Objects, Search) 実際にどういうデータが取得できるかを試してみたい場合、実験用サーバが利用可能になっていますので、こちらでどうぞ。(たとえば、https://api-dev.bugzilla.mozilla.org/0.1/bug/35 とかでYAMLデータが取得できます。ただし、証明書をインポートしていなければSSL証明書の警告がでますが。)

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September 12, 2009

Bugzilla/Bugzilla-ja 3.0.9, 3.2.5, 3.4.2 リリース

Bugzilla プロジェクトは、Bugzilla 3.4.2, 3.2.5, 3.0.9 をリリースしました。 この全てのリリースでは、非常に緊急のセキュリティー修正を含んでいます。詳細に関してはセキュリティーアドバイザりをご覧ください。なお、2.23 より以前のバージョン (もしくは 3.0-ja 以前の Bugzilla-ja リリース) を利用している方は、早急にアップグレードしてください。最新のバージョンにアップデートすることが困難な場合、セキュリティーアドバイザりに上がっているパッチをあててください。 Bugzilla 3.4.2 は最新の安定板リリースで、セキュリティー修正以外にも、バグの修正や細かい改善も含んでいます。 Bugzilla 3.2.5 は 3.2.x シリーズをまだ利用しているユーザ向けのセキュリティー修正リリースです。ただし、(国際化問題を含む) 3.2.4 以降のいくつかのバグ修正が含まれます。 Bugzilla 3.0.9 (Bugzilla-ja では既にサポートしていません) は 3.0.x シリーズを利用しているユーザ向けのセキュリティー修正のみのリリースです。 ダウンロード Bugzilla はダウンロードサイトから入手できます。 日本語テンプレートはbug-ja.org からダウンロードできます。 なお、bug-ja.org は現在準備中ですが、将来的には bugzilla.org の日本語版に近いものを提供する予定です。 セキュリティーアドバイザり セキュリティーアドバイザリには、このリリースでのセキュリティー問題についての詳細が記述されています。(日本語版はありません) リリースノートと変更点 インストールやアップグレードの前に、該当バージョンのリリースノートを参照してください。 英語版 3.4.2: http://www.bugzilla.org/releases/3.4.2/release-notes.html 3.2.5: http://www.bugzilla.org/releases/3.2.5/release-notes.html 3.0.9: http://www.bugzilla.org/releases/3.0.9/release-notes.html 日本語版 3.4.2: http://bug-ja.org/releases/release-notes-3.4.2.html 3.2.5: […]

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September 11, 2009

Bugzilla 3.0.9, 3.2.5, 3.4.2 もうすぐリリース (3.5.1キャンセル)

直前のポストで、最新の開発版リリース3.5.1がもうすぐというアナウンスをしました。しかし、その後、いくつかのセキュリティーバグが発覚したなどの理由で、3.5.1をキャンセルし、3.0系列以降の安定版に対してのアップデートをリリースすることになりました。(それぞれ3.0.9, 3.2.5, 3.4.2です。) 3.5.1のリリースは、当初予定されていたものとほぼ同じ機能で、来週リリースされる予定です。

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