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July 29, 2009

Bugzilla 3.4 リリース

Mozilla のコミュニティベースのプロジェクト Bugzilla プロジェクトでは、メジャーリリースバージョンである Bugzilla 3.4 を 2009/7/28 にリリースいたしました。 Bugzilla は、オープンソースソフトウェアとしてリリースされており、多くの OSS プロジェクトや企業等、さまざまな組織において欠陥追跡ソフトウェアとして利用されている Web アプリケーションです。 このリリースでは、 非常に簡略化されたバグ登録ページ 新フロントエンドページ ユーザのメールアドレスをspam防止目的でログアウトユーザから隠す バグ更新の高速化のためメール送信処理をバックエンドで実行できるように 検索URLを短縮化し、より共有しやすい形に 有用な新しいカスタムフィールド型の導入 他の Bugzilla と連携し、それぞれのバグの相互参照機能をサポート など、さまざまな改善点を含みます。これらの改善点の詳細に関しては、リリースノート(日本語版)や、リリースニュース、新機能一覧(日本語版)などをご参照ください。 Bugzilla 3.4 は landfill.bugzilla.org もしくは、Bugzilla-ja プロジェクト試験サイトで実際に試していただくことが可能です。 Bugzilla-ja プロジェクトでは、Bugzilla 3.4 向けの日本語版テンプレートをリリースしております。この日本語版の開発に関しては、Subversion レポジトリを公開しており、Bugzilla-ja プロジェクトでは協力者を募集中です。 また、Bugzilla-ja プロジェクトでは、日本における Bugzilla の運用や活用を行っているユーザ向けのユーザコミュニティーの立ち上げを検討中です。こちらの議論に興味のある方は、お問い合わせフォームよりお問い合わせください。 これらのリリースに伴い、過去のバージョンの取り扱いは以下のようになります。 Bugzilla 2.22 系列はメンテナンスされません Bugzilla 3.0 系列はセキュリティー修正のみの提供となります Bugzilla-ja 3.0 系列はすでにメンテナンスされておりません Bugzilla-ja 3.2 系列以降はバグ修正を含めて追随します

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July 18, 2009

3.4 updates etc.

今週あったBugzilla meetingとその後の状況アップデートから。 Bugzillaのリリースは、来週火曜日(7.21/OSCONの間?)ではなくその次の週の可能性が濃厚。3.4rc1のダウンロード数が前のRCのときよりもかなり少なく、1204とかであったので、もう少しフィードバック期間を延ばしたらどうか、という話などによるもの。たぶん夏休みだからだろう、という意見が優勢でしたが。逆に、遅らせて8月に入ると、もうほとんどが夏休みになってリリースのターゲットとして有望でなくなるので、今月中にしたい、というところ。 Bugzilla 3.4での依存モジュールのバージョンは、Template Toolkitを2.22にするということに。これは当初のWindows環境向けだけではなく、全プラットフォームが対象。これによりいくつかの深刻なバグが修正される見込み。国際化環境にかかわるものも一つ(?)含まれますが。それ以外のモジュールに関しては、RC1からの変更はない予定。ということで、3.4RC1ユーザでそのまま3.4にアップグレードしよう、と考えているユーザがいらっしゃいましたら、ご注意ください。 LpSolitのblogにいくつかの(情報が公開されている)大規模ユーザがどのバージョンを利用しているかのまとめがあがってます。意外とOSS系で外部に公開されているbugzillaでもアップデートされて無いのだなぁ、というところですか。もちろん、すべてのセキュリティーバグが深刻であるわけでもなく、すべての機能に影響するわけでもないので、というのはありますが、さすがに2.22とかはもう古いよなぁ、と。(一応あと1週間くらいはサポート対象ですがね。。) 検討中というblogを書いていたBugzilla Community話ですが、具体的検討を始めています。どういう形になるかはまだ見えていないですが、こういうのがあればいいという意見がありましたら、ぜひともお寄せください。

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July 9, 2009

Bugzilla 3.2.4, 3.4RC1 リリース

Bugzillaプロジェクトは、7/8にBugzilla 3.2.4および3.4RC1をリリースいたしました。この3.4RC1リリースは、3.4系列の初めてのリリース候補版であり、これによりRCプロセスの開始となります。Bugzilla RCプロセスでは、ユーザからの機能・ユーザインターフェースなどを含む広範にわたるフィードバックを受け、最終リリース版へ反映させる作業を行います。ユーザの皆様には、ぜひともお試しになり、不具合もしくは利用上におけるユーザインターフェース面での不満などのコメントを投げていただければと思います。なお、3.4リリースの際に2.22系列は廃止、3.0系列は最終のメンテナンスブランチ (セキュリティ修正のみで、バグ修正はなし) の段階に移行します。また、今回は3.0ブランチの更新はありません。 Bugzilla-jaプロジェクトでは、これに伴い、3.2.4および3.4RC1の日本語版テンプレートをリリースいたしました。tarなどによるアーカイブ形式の公開は準備中ですが、Subversionレポジトリから、3.2.4および3.4RC1を入手していただけます(各ブランチのtrunkをご利用の場合はそのままアップデートしてください)。また、試験サイトも最新の3.2.4および3.4RC1に更新しておりますので、Bugzilla日本語版をとりあえず試してみたい、という方はこちらもご利用ください。 これらのバージョンのBugzillaは1件のセキュリティー修正を含むリリースです。 Bugzilla 3.4 RC1のリリースノートは試験サイトのほうをご参照ください。以下は抜粋です。 なお、今回のリリースではWindows環境下でのバグメールの不具合を修正するためのPerl Template-Toolkitの必須バージョンの更新は行われませんでした。しかし、問題をなくすために2.21にアップグレードすることを推奨します。 Bugzillaプロジェクトでは、3.4正式版のリリースを7/21に予定しております。このスケジュールは、フィードバックで得られた指摘などとの兼ね合いで変更になる可能性はあります。 新機能と改良点 簡単な bug 登録 新しいホームページ ログアウトユーザに対してのメールアドレスの隠蔽 より短い検索 URL 非同期メール送信 日時のユーザのタイムゾーンでの表示 他のフィールドが特定の値に設定されているときのみ 表示されるカスタムフィールド機能 他のフィールドの値によって変化するカスタムフィールドの 有効値リスト 新しいカスタムフィールド型: bug ID “参照先” フィールド 検索結果でのカラム並び順変更 検索の説明 他の機能拡張や変更点 既知の問題点 bug 423439: コメントのタブが 4 空白文字に変換される。 これは、Perl 5.8.8 に存在する Perl のバグです。 bug 69621: bug で利用されているキーワードを、 名前変更か削除すると、sanitycheck.cgi を実行し、 必要であればそのキャッシュ再構築のオプションを選択することにで、 “キーワードキャッシュ” の再構築を行う操作が必要になります。そうしなければ、 […]

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July 7, 2009

Bugzilla 3.4

最近blogにスケジュール関係の話を載せていませんでした。Bugzilla 3.4のスケジュールですが、来週中に3.4RC1 (定例ミーティングが7/14)、今月中に3.4リリースが予定されています。RC1に向けたblockerは残り二つ(sec bug 1含む)でパッチがレビュー中ですのでまもなく解決する見込み、です。 Bugzilla-jaとしてですが、bugzilla.orgでのリリース後のできるだけ早い時期にRC1を公開しようと考えています。なお、RC1リリース後はフィードバックの期間となりますので、機能・見てくれ・バグなどに関してコメントがあるかたはできるだけ早く評価していただきますようお願いいたします。(なお、ライブラリ依存関係が変化する可能性もありますので、ご注意ください。TT 2.15 => 2.22とか) また、最近”Bugzilla 日本語版”とかで検索してくる方が増えつつありますので、何らかのドキュメントなどの整備を検討し始めています。とりあえずは、これまで最新版がなかったBugzilla ドキュメント (現状の作業版) などからと考えています。運用ノウハウなどに関して、これまで日本語でのメーリングリストなどは持っていませんでしたが、こちらも何らかの検討をしたいと思います。 これからもBugzillaをよろしくお願いいたします。

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June 17, 2009

Bugzilla Improvements

As updates for my previous post, Gerv and other bugzilla forks are now making a new wiki page (https://wiki.mozilla.org/BugzillaImprovements) to summarize discussions about the bmo improvement. The discussion is really meaningful and steadily for using and managing (or propagating the use of?) bug-tracking software, so I think it’s really worth reading. 先のポストからの更新ですが、Gervとその他Bugzillaの関係者(?)がmozilla wikiに改善案や議論のまとめ(https://wiki.mozilla.org/BugzillaImprovements)を作成し始めています。 バグトラッキングソフトのあり方やプロジェクト内での活用方法に関して、有用な示唆がいくつもあるような気がしますので、BTSを運用したりユーザに浸透させようとしているような方は一度見てみるのもいいのではないでしょうか。 もちろん、現在のbmoについて、実際にこれから検討・実装されていく予定の機能などですので、今後のbmo […]

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June 13, 2009

bmoの改善

(This is an announce for the Japanese community…) Gervがbugzilla.mozilla.org (bmo)の改善を新しいSoW (Schedule of Week) で始めることにしたらしい。ということで、moz.dev.planningなどでmozillaの各プロジェクトに向けてどういう新機能や改善が、そのプロジェクトの遂行に向けて必要か、という意見を出してくれという案内が流れてる。 これまでに出ているのは l10nからl10n dashboard向けにデータを取ってくるためのJSONフロントエンド bounceメール対処のためのフロントエンド (bug-org 209181) CCフィールドでのメールアドレスオートコンプリート FIXEDになったビルドを示すための機能 (shaverは次のnightlyだからわかるだろうとかゆってるが) “trunk”などの相対的バージョン番号をなくす nightly buildのバージョンを示すための機能 (とそれにまつわるカレンダーとか) 現存フィールド(ハードウェア、OS、重要度)の改廃、status/resolutionの統合 ブランチ毎の修正状況の追跡 (ブランチ毎のパッチ機能) 次に行う必要のあること、とその担当者の指定 ユーザのbmoでの活動状況を見れるように (登録・コメントした人の活動状況) などなど。いまはアイデアだしの真っ最中なので、日ごろ思うことがある人は投げてみてはいかがでしょうか。 もっとも、Bugzilla関係者から見ると、長く検討中の課題ですね、というところも多いのかもしれないけれど。。

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June 7, 2009

[memo] bug-jaアップデートの方法

Bug-jaの各レポジトリを最新CVSのものにアップデートする方法のメモ。 CVSで必要なディレクトリもsvnに入ってるので、まずは”cvs up”して、変更点の確認。(流れてくるbugmailでもチェックしてるけど念のためもう一度。) cvs up -dP svn diff | grep ^Index (もうちょっといい方法あるかも) この後のアップデートの手順としては、 “cvs up”で’U’と出たファイルは必ず”svn add”すること。 変更点があると表示されたファイルのうち、templateの中のファイルの更新点をjaの中にも適用 svn ci でどの時点までの更新を適用したか書く 3.2, 3.4のレポジトリはdocsは翻訳されてないので無視してもいいけれど、trunk以降はdocs関係も同様に処理。

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気になっている Bugzilla 国際化バグ

手元にbugmailをまとめたフォルダーを作って管理をしてはいるんですが、だんだん混乱してくるので、適宜blogにまとめようと思ってサボっている”~バグ”なエントリの久々のポスト。 国際化の方で、いくつか新規バグが出てきています。国際化バグの方は3.4からというものは少なく、utf-8化以降のものがほとんどでどちらかというと古くから残っているもの、という感じです。 bug 493242 : show_activityでカスタムフィールドだけ文字化け (原因未確定、環境依存の可能性あり) bug 427961 : グラフ画像で文字化け (修正案あり、ただし環境依存で動かない) bug 477442 : コメントとして編集すると文字化け (仕様上仕方ない?) bug 328628 : 添付ダウンロード時のファイル名が壊れる (メールでの問題と一緒?) bug 457524 : 表形式のレポートで集計が行われない (utf8な変数の問題) 先週末できなかった~といいつつ、先週末はparty 10だったんでした。打合せ & プレゼンしに行ったようなもんでしたが(笑

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Bugzilla 3.4RC1 もうすぐ (and docs)

Bugzilla / Bugzilla-ja関係のアップデートです。(先週ポストしようとしていたのですが、遅くなりました。) もうすぐ、と何箇所かでゆっておきながら、長らくリリースされていない3.4RC1 (と3.2.4) ですが、セキュリティーバグ関係もあってもうちょっとかかりそうな雰囲気のようです。細かいリグレッションやら新規機能のバグも見つかってますが、そんなに重大ではない、ような感じでしょうか。 Bugzilla-jpのアップグレードについては、正式リリースまでは考えていませんが、国際化周りやら独自変更のパッチはあまり変更なしで適用可能と考えていますので、やり始めたらすぐ終わるかもしれません。 Bugzilla docsのほうですが、現在1/3程度進んでいます。Bugzilla-jaテストサイトのアナウンス領域には載せていますが、試験サイト(??)もありますので、おかしい所は突っ込みを入れてください。

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May 14, 2009

How to make bugzilla documentation on Debian box

Note, this is only for my memo. Environment is Debian lenny. First, install the following packages. aptitude install docbook-dsssl docbook-xml jade jadetex libsp1c2 ldp-docbook-dsssl sgml-base sgml-data sgmlspl sp xml-core libsgmls-perl docbook-utils Down to the docs/ directory, and set system environment as the followings. setenv JADE_PUB /usr/share/xml/declaration/ setenv LDP_HOME /usr/share/sgml/docbook/stylesheet/dsssl/ldp/ Note: JADE_PUB is for xml.dcl, LDP_HOME […]

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