Bugzilla 3.4 リリース
Mozilla のコミュニティベースのプロジェクト Bugzilla プロジェクトでは、メジャーリリースバージョンである Bugzilla 3.4 を 2009/7/28 にリリースいたしました。
Bugzilla は、オープンソースソフトウェアとしてリリースされており、多くの OSS プロジェクトや企業等、さまざまな組織において欠陥追跡ソフトウェアとして利用されている Web アプリケーションです。
このリリースでは、
- 非常に簡略化されたバグ登録ページ
- 新フロントエンドページ
- ユーザのメールアドレスをspam防止目的でログアウトユーザから隠す
- バグ更新の高速化のためメール送信処理をバックエンドで実行できるように
- 検索URLを短縮化し、より共有しやすい形に
- 有用な新しいカスタムフィールド型の導入
- 他の Bugzilla と連携し、それぞれのバグの相互参照機能をサポート
など、さまざまな改善点を含みます。これらの改善点の詳細に関しては、リリースノート(日本語版)や、リリースニュース、新機能一覧(日本語版)などをご参照ください。
Bugzilla 3.4 は landfill.bugzilla.org もしくは、Bugzilla-ja プロジェクト試験サイトで実際に試していただくことが可能です。
Bugzilla-ja プロジェクトでは、Bugzilla 3.4 向けの日本語版テンプレートをリリースしております。この日本語版の開発に関しては、Subversion レポジトリを公開しており、Bugzilla-ja プロジェクトでは協力者を募集中です。
また、Bugzilla-ja プロジェクトでは、日本における Bugzilla の運用や活用を行っているユーザ向けのユーザコミュニティーの立ち上げを検討中です。こちらの議論に興味のある方は、お問い合わせフォームよりお問い合わせください。
これらのリリースに伴い、過去のバージョンの取り扱いは以下のようになります。
- Bugzilla 2.22 系列はメンテナンスされません
- Bugzilla 3.0 系列はセキュリティー修正のみの提供となります
- Bugzilla-ja 3.0 系列はすでにメンテナンスされておりません
- Bugzilla-ja 3.2 系列以降はバグ修正を含めて追随します