Bugzilla 4.0rc1, 3.6.3, 3.4.9, 3.2.9 リリースのご案内

Bugzilla の新バージョンのリリース候補版と新しいリリースを公開したことをお知らせします。Bugzilla 4.0 に向けてのリリース候補版 (4.0rc1)、一つの安定版リリース (3.6.3)、二つのセキュリティー更新のみのリリース (3.4.9, 3.2.9; 3.2.9 は日本語版はありません) です。

Bugzilla 3.7.3 は Bugzilla 4.0 に向けた開発版の3つ目の非安定開発版リリースです。このリリースでは、ある程度の QA テストが行われています。しかしながら、たくさんの未解決のバグが QA によって発見されており、実運用環境で利用することはお勧めしません。開発版リリースは、次期メジャーリリースで導入される新機能を試すためのものです。また、さまざまなユーザに試してもらうことで、バグ報告や機能に関するフィードバックを受け付けることを目的としていますので、この開発版にバグを発見された場合(や、何らかの新機能の動作に不満がある場合)には是非とも報告してください。

日本語版については、bug-ja.orgのlandfillで試験できます。

Bugzilla 4.0rc1 は Bugzilla 4.0 の最初のリリース候補版です。このリリースはQA テストを経ていますので、以前の開発版リリースよりも安定していると考えられます。しかしながら、完全に安定しているとはいえないため、利用する際にはリスクがあることをご了解ください。特に、ウェブサービスの特定の機能はリリース候補版の試験の面が大きいですので、最終リリースまでに変更が入る可能性があります。

このリリース候補版へのフィードバックより、リリースが安定していることが判明した場合は Bugzilla 4.0 は数週間でリリースされます。しかしながら、より大きな修正が必要な場合このあともリリース候補版がリリースされる可能性もあります。

Bugzilla 3.6.3 は最新の安定板リリースです。3.6 ブランチでのいくつかの有用なバグ修正やセキュリティー更新が行われています。

Bugzilla 3.4.9 と 3.2.9 は 3.4/3.2 ブランチそれぞれのセキュリティー更新です。

リマインダーとしてのご案内ですが、Bugzilla 4.0 のリリースに伴い、Bugzilla 3.2.x シリーズは終了となります。これは、今後 3.2.x についてはセキュリティー問題に対する更新も含め、どのようなアップデートも行われないことを意味します。3.2.x シリーズを運用中の方は、今すぐ 3.6.x もしくは 4.0rc1 にアップグレードすることを強くお勧めします。

ダウンロード

Bugzilla のダウンロードはダウンロードページから行えます。

日本語版については、日本語版テンプレートパックをご利用ください。

リリースノートと変更点

インストールやアップグレードの前に、利用しているバージョンのリリースノートをご覧ください。

日本語版は、日本語版テンプレートの中に含まれます。ウェブページ形式のものは、landfill をご覧ください。
4.0rc1 のリリースノート日本語版については、セキュリティー更新優先し、後日公開する予定です。

メジャーバージョン間のアップグレードを行う場合、リリースノートを読んでいただくことが重要です(3.4.x から 3.6.x など)。

あなたのバージョンから現在の最新版の間のすべての変更点のリストもあります。

Bugzilla 更新情報

Bugzilla プロジェクトからの最新ニュースや最新の開発版についての情報は、Bugzilla Updateにもあります。(英語)

また、Bugzilla プロジェクトでは Bugzilla での開発中の新機能やリリースプランなどについてより頻繁に情報をお届けするために Twitter アカウントを開設しました。ぜひともフォローしてください。(英語)

バグ報告

Bugzilla にバグを発見した場合、報告してください!

日本語でのバグ報告は、bugzilla@jpmozまでお願いします。

サポート

Bugzilla に関する、英語のメーリングリストや IRC もあります。もしくは、有償サポートを提供するコンサルタントも存在します。

日本語でのメーリングリストなどユーザ相互サポートの場は現在検討中です。IRCチャネル (utf-8)はご利用になれます。

Bugzilla とは

Bugzilla は、”欠陥追跡システム” や “問題追跡システム” です。欠陥追跡システムでは、開発者個人やグループが、製品に存在するバグを効率よく追跡することができます。通常の商用欠陥追跡システムでは費用がかかります。Bugzilla は、”フリー”でありながら、そのような商用システムが持っていないような機能もあります。その結果、Bugzilla は全世界にわたる数千もの組織に利用されるようになり、もっともよく利用される欠陥追跡システムとして広く認知されています。

詳細は http://www.bugzilla.org/about/ をご覧ください。

原文:  -Max Kanat-Alexander / Release Manager, Bugzilla Project
日本語版: bug-ja.org

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