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November 26, 2009

Bugzilla 3.6 での新しい拡張機構

注: 以下は、mkanatによるサマリーのメールの日本語版です。 Bugzillaの拡張システムがmkanatを中心として書き換えられました。 古い拡張システムには、以下のようなそれなりに大規模な拡張を入れる際に問題となる(なった)点がありました。 テンプレートフックは、コードからでは説明しにくい配置場所にありました。(template/en/hook なのか、template/en/default/hook なのか、template/en/extension なのか?) コードは独立の.plファイルで毎回実行時にコンパイルされ、かつサブルーチンをかけませんでした。(同じリクエスト内で複数回フックを呼び出した時に、Bugzilla が再定義警告を出しました。) ほかにもいろいろな点がありましたが、この二つが大きな問題点でした。 新しい機構ではよりよくなっています。ドキュメントは新しく作成された Bugzilla::Extension モジュールの POD ファイル にあります。 ハイライトは、以下のようになります。 拡張のディレクトリの中にテンプレート、ライブラリ、そして Config.pm と Extension.pm の二つのファイルがあります。 Config.pm は拡張が必要とする情報を持ちます。Extension.pm は拡張が提供する機能をサブルーチンとしてすべて実装しています。 “Foo” という名前のコードフックのみのものは、extensions/Foo.pm のように拡張はひとつのファイルにもできます。 “Foo” という名前の拡張のモジュール名は Bugzilla:Extension::Foo のようになります。 拡張は Bugzilla::Extension::Foo::Bar といったライブラリを読み込みます。 開発者が何もしなくても、拡張システムはこれを extensions/Foo/lib/Bar.pm にマップします。 Bugzilla::Extension::Foo パッケージが読み込まれると、必要なら “use Bugzilla::Extension::Foo::Bar;” とすることで Bugzilla のどこからでも Bugzilla::Extension::Foo::Bar を直接利用できる用になします。 これは、同時に、ライブラリを Perl グローバルに (/usr/lib/perl5/ の中の Bugzilla/Extension/Foo/Bar.pm として) […]

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November 23, 2009

Bugzilla 3.6 フリーズスケジュール

Bugzilla 3.6のフリーズスケジュールは、11/24にソフトフリーズ、12/8にハードフリーズです。ソフトフリーズ後はパッチがr?以降の状態にない機能要望について、ハードフリーズ後はすべての機能要望について、受け入れられなくなります。(注: バグ修正を除く機能要望についてです。) 3.6のブランチ作成は、ハードフリーズ後すぐとなります。

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November 21, 2009

Bugzilla 3.4.4, 3.5.2 リリース

Bugzilla プロジェクトでは、1件のセキュリティー問題を修正するために、Bugzilla 3.4.4, 3.5.2 をリリースしました。 bug-ja.org では、これに伴い、Bugzilla-ja 3.4.4, 3.5.2 をリリースしました。 Bugzilla 3.4.4 は最新の安定版リリースです。いくつかの小さなバグ修正も行われています。 Bugzilla 3.5.2 は Bugzilla 3.6 に向けての最新の開発版リリースで、セキュリティー修正に加えていくつかの新機能が追加されています。このリリースは Bugzilla プロジェクトによる QA テストをへておらず、実運用環境で利用すべきではありません。もし、この開発版リリースにおいてバグを発見した (もしくは機能の動作に不満がある) 場合、われわれ (日本語) に連絡してください。このコードは 3.6 になるそのもので、利用者の希望に沿うものにしたいと考えています。 ダウンロード Bugzilla のダウンロードはbugzilla.orgから行えます。 日本語版テンプレートはbug-ja.orgから配布されています。 リリースノートと変更点 アップグレードを行う前に、該当バージョンのリリースノートを読んでください。 (3.4.4 : 英語、日本語版は、日本語版テンプレートの中に含まれます。) 3.2.x から 3.4 へなど、メジャーバージョン間のアップグレードを検討している場合にはリリースノートを読むことが非常に重要です。 利用中のバージョンから最新のバージョンまでに行われた全修正のリストは、チャートを参照してください。 バグ報告 Bugzilla にバグを発見した場合、報告してください!報告方法を参照してください。 日本語版テンプレート、および日本語でのバグの報告はbugzilla@jpmozの bug-ja プロダクトまで報告してください。 サポート Bugzilla に関する、英語のメーリングリストや IRC もあります。もしくは、有償サポートを提供するコンサルタントも存在します。 無償サポート […]

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November 6, 2009

Bugzilla 3.5.1, 3.4.3, 3.0.10 リリース

今日、Bugzilla プロジェクトは、Bugzilla 3.5.1, 3.4.3, 3.0.10 をリリースいたしました。また、これと同時に bug-ja.org – Bugzilla Users Group in Japan では、3.5.1, 3.4.3向けの日本語テンプレートパックをリリースいたしました。 Bugzilla 3.4.3 は Bugzilla の最新の安定板リリースで、いくつかの有用なバグ修正と細かな機能追加が行われています。 Bugzilla 3.0.10 は 3.0.9 で発生した Bug.create ウェブサービスの機能が時々失敗する問題を修正しています。 Bugzilla 3.5.1 は Bugzilla 3.6 に向けての最初の開発版リリースです。以下にある Bugzilla アップデートリンクから確認できる、いくつもの期待される新機能を含みます。このリリースは、Bugzilla プロジェクトの QA テストを経ていないリリースで、実運用環境で利用すべきではありません。この開発版に対するバグ (や新機能の動作に対する不満) があれば連絡してください!このコードは 3.6 に含まれることになりますので、ユーザの望むようなものにしたいと考えています。 ダウンロード Bugzilla はbugzilla.orgからダウンロードできます。 日本語版テンプレートはbug-ja.orgからダウンロードできます。 リリースノートと更新点 インストールやアップグレードのまえに、該当バージョンのリリースノートを参照してくだ さい。 3.4.3: http://www.bugzilla.org/releases/3.4.3/release-notes.html (英語) 3.0.10: http://www.bugzilla.org/releases/3.0.10/release-notes.html (英語) […]

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October 7, 2009

Bugzilla RESTful API 0.1

Bugzilla RESTful HTTP API の初期開発バージョン (0.1) がリリースされました。 このバージョンはまだまだ開発途上のバージョンですので、APIの仕様などへのコメントについても募集中だそうです。(API構造自体がBugzillaでそのまま受け入れられるかは未定ではありますが。) API仕様のドキュメントはwiki.moにあります。(Objects, Search) 実際にどういうデータが取得できるかを試してみたい場合、実験用サーバが利用可能になっていますので、こちらでどうぞ。(たとえば、https://api-dev.bugzilla.mozilla.org/0.1/bug/35 とかでYAMLデータが取得できます。ただし、証明書をインポートしていなければSSL証明書の警告がでますが。)

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September 12, 2009

Bugzilla/Bugzilla-ja 3.0.9, 3.2.5, 3.4.2 リリース

Bugzilla プロジェクトは、Bugzilla 3.4.2, 3.2.5, 3.0.9 をリリースしました。 この全てのリリースでは、非常に緊急のセキュリティー修正を含んでいます。詳細に関してはセキュリティーアドバイザりをご覧ください。なお、2.23 より以前のバージョン (もしくは 3.0-ja 以前の Bugzilla-ja リリース) を利用している方は、早急にアップグレードしてください。最新のバージョンにアップデートすることが困難な場合、セキュリティーアドバイザりに上がっているパッチをあててください。 Bugzilla 3.4.2 は最新の安定板リリースで、セキュリティー修正以外にも、バグの修正や細かい改善も含んでいます。 Bugzilla 3.2.5 は 3.2.x シリーズをまだ利用しているユーザ向けのセキュリティー修正リリースです。ただし、(国際化問題を含む) 3.2.4 以降のいくつかのバグ修正が含まれます。 Bugzilla 3.0.9 (Bugzilla-ja では既にサポートしていません) は 3.0.x シリーズを利用しているユーザ向けのセキュリティー修正のみのリリースです。 ダウンロード Bugzilla はダウンロードサイトから入手できます。 日本語テンプレートはbug-ja.org からダウンロードできます。 なお、bug-ja.org は現在準備中ですが、将来的には bugzilla.org の日本語版に近いものを提供する予定です。 セキュリティーアドバイザり セキュリティーアドバイザリには、このリリースでのセキュリティー問題についての詳細が記述されています。(日本語版はありません) リリースノートと変更点 インストールやアップグレードの前に、該当バージョンのリリースノートを参照してください。 英語版 3.4.2: http://www.bugzilla.org/releases/3.4.2/release-notes.html 3.2.5: http://www.bugzilla.org/releases/3.2.5/release-notes.html 3.0.9: http://www.bugzilla.org/releases/3.0.9/release-notes.html 日本語版 3.4.2: http://bug-ja.org/releases/release-notes-3.4.2.html 3.2.5: […]

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September 11, 2009

Bugzilla 3.0.9, 3.2.5, 3.4.2 もうすぐリリース (3.5.1キャンセル)

直前のポストで、最新の開発版リリース3.5.1がもうすぐというアナウンスをしました。しかし、その後、いくつかのセキュリティーバグが発覚したなどの理由で、3.5.1をキャンセルし、3.0系列以降の安定版に対してのアップデートをリリースすることになりました。(それぞれ3.0.9, 3.2.5, 3.4.2です。) 3.5.1のリリースは、当初予定されていたものとほぼ同じ機能で、来週リリースされる予定です。

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September 8, 2009

Bugzilla 3.4.2, 3.5.1 (final call)

3.4.2と3.5.1のfinal call (bug 515061) がかかりました。現状のblockerは二つ(+α)なので、次回の定例ミーティング位にはリリースの方向、でしょうか。 今回も3.0と3.2ブランチへのリリースは行わない予定ですので、3.2ブランチで3.2.4リリース(3.4rc1と同時点)以降に修正された国際化問題を含むバグの修正が必要な方は、bugzilla CVSからアップデートするなどして対応してください。なお、bug-ja.orgでは3.4への移行を強くお勧めしております。 また、現在、bugzilla開発者向けに、次期VCSをどれにするかの投票が行われています。さまざまな議論点があるために、時期などはまだ明確ではないですが、3.6のリリース頃までには移行している可能性が高いでしょう。個人的にはbugzillaへのVCIの導入をさっさと片付けてほしいところ。

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August 27, 2009

Bugzilla-ja メモ

2009/08/27アップデート。3.2,3.4,trunkの全ツリー対象。 3.4とtrunkでextensionsのディレクトリ内にあるCVS/Entriesがおかしくなっていて、cvs up -dPでCが出た。ので、該当ファイルを一度バックアップしてcvs upしなおしで解決。 Bugzilla-jaの今後ですが、BUG-jaの方で(わたしは)アップデートします。 当面のToDoはMDCにある公式サイトをbug-ja.org内に移動させて充実させること。。

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August 2, 2009

Bugzilla / Bugzilla-ja 3.4.1 リリース

Bugzilla プロジェクトでは、3.3.4 以降のバージョンで発見されたセキュリティー問題に対処するため、3.4.1をリリースしました。 bug 507389 show_bug.cgiにおいてバグ編集の権限を持つユーザに全プロダクト名が、そのユーザが通常はそのプロダクトを閲覧する権限がなくても表示される。

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